2023-05

日常会話

社内アナウンス

「すみません。遅れちゃって」待ち合わせに40分ほど遅れてきた同僚。乗っていた電車が遅延している連絡は受けていた。「ちょっと笑っちゃって。車内アナウンスに」最近の社内アナウンスは活舌もよくわかりやすい。声優顔負けの美声の方もいらっしゃるが。「...
日常会話

クロワッサン

「俺の朝食はセブンのクロワッサンよ」クロワッサンなんぞ一口でぺろりといきそうな海賊のようなわたしの親友の言葉を思い出す。そういえばよく行くパン屋でクロワッサンを買ったことがない。「パン屋めぐり好きなのに買ったことないんですか?」こちらもパン...
日常会話

あるパン屋のはなし

ずいぶん前に閉店したパン屋の話しを懐かしむ。「あそこってさー、なんで閉店したんだろう。スコーンおいしかったのにね」そういえば車で片道2時間ほど離れた場所にあるパン屋に、せがまれて行っていた記憶がある。当時そこは比較的のどかな地域で、広大な田...
日常会話

応援グッズ

応援したい。あの人の力になりたい。時間を共有したい。さまざまな思いで手に取る応援グッズ。プロスポーツチームには必ずといっていいほど用意されている。中でも特定の選手を応援できるグッズは人気があるようで、ユニフォーム、タオル、Tシャツなど種類は...
日常会話

「ずっと」と「ときどき」

「あの子、ずっとしゃべってたんですよね」いま終わった会議でのことらしい。「ほんとにずっとしゃべってて。わたしのプレゼン、全然聞いてなくって」「ていうか、そもそもこっち見てないし」ちょうど視界にはいる席に座っていたらしく、席の移動を命じたほど...
日常会話

大型新人

「あの人、入社早々ボスみたいなんですけど!」ああ、たぶん再雇用の方のことだろう。前部署ではそれなりのポジションでお勤めされていた方だ。同じような待遇をされると思っていてもしかたがない。ただ、再雇用は天下りではない。ここでは新人扱いとなる。「...
日常会話

「もと」の使い方

あるとき、日本語教師の友人は学生に聞かれたそうだ。「先生は元カレは何人ですか?」日本人同士の会話ではなかなか聞けない言葉だと、思わず笑ってしまった。
日常会話

イラっとしたんだね

これはたぶん愚痴だ。言われる前から漂う雰囲気。「職場で毎日使う名簿をもらったんだけど…」「名前が違う人がいたから担当者に言ったわけさ」「そしたらさ『修正テープで直せばいいですよ』っていわれたわけ」あー、ここでイラっとしたんだな。そうだね。そ...
日常会話

「ほとんど」の使い方

ある方が私に報告するとき、「あの部署のパソコンはほとんど使い物にならない」「ほとんどの人がやっていませんよ」といった「ほとんど」の使い方をされる。実際に確認すると三分の一程度のことがほとんどだ。あるいは、「きのうからほとんど食べていない」「...
日常会話

高級みかん

「ごめんね。今年ももらってくれる?また出来すぎちゃって」毎年この時期にとてもおいしいみかんを下さるご婦人。ブランド名はさておき、高級なみかんだということはわたしにもわかる。心の中で大きくガッツポーズ。「昔は出荷してたんだけどね。大変だから自...