高級みかん

日常会話
Image by AI素材.com

「ごめんね。今年ももらってくれる?また出来すぎちゃって」

毎年この時期にとてもおいしいみかんを下さるご婦人。

ブランド名はさておき、高級なみかんだということはわたしにもわかる。

心の中で大きくガッツポーズ。

「昔は出荷してたんだけどね。大変だから自分たちで食べる分だけ作ることにして、ほとんど農薬もつかってないのよ」

「それとね、この品種は地元では出回ってないの。全部東京へ出荷してるのよ。一般のスーパーとかじゃなくって、有名な果物屋さんとかデパート、あとはフルーツパーラーとかで使われてるの」

なるほど、通りでわたしでもおいしいとわかるはずだ。

それにしても高級なものが地元で流通していないとは、すこし寂しい気もする。

コメント

タイトルとURLをコピーしました